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2007年11月29日 (木)

排尿障害・神経因性膀胱

被害者の中で事故に遭われ、脊髄の異常があり、相談会でおしっこは?と聞くとそういえばおかしいと言われる方がいます。調べてみると神経因性膀胱と診断が下される方がいます。しかし、最初の頃からの訴えが無いため、因果関係がみとめられません。事故後、おかしいと思われた方は、泌尿器科に行き膀胱内圧検査を受ける事をお勧めします。
膀胱と尿道が働いて尿をうまく排泄することができます。これらを働かすためには、働けと言う命令を伝える神経がしっかりしていないとうまく働けません。この神経が病気になったり、けがをして排尿がうまくできなくなった場合を神経因性膀胱(機能麻痺)といいます。
神経因性膀胱には大別して、上位型と下位型があります。仙髄の排尿反射中枢よりも中枢側に病巣がある場合を上位型といいます。その反対に仙髄の排尿反射中枢よりも末梢の異常の場合に下位型といいます。上位型は膀胱が無抑制収縮をする過活動膀胱ともいいます。下位型は膀胱の収縮が消失する低活動膀胱ともいいます。
多くの神経疾患で神経因性膀胱を生じますが、特に脊髄損傷ではほとんどの患者が神経因性膀胱になります。なぜなら排尿反射中枢が脊髄末端の仙髄にあるので、脊髄のどの部位が障害を受けても排尿の仙髄と大脳間の神経経路が遮断されるためです。
神経因性膀胱を生じる可能性のある疾患:
中枢神経系:脳出血、脳梗塞、脳腫瘍、脊髄小脳変性症、パーキンソン病、OPCA(オリーブ核橋小脳変性症)、Shy-Drager症候群、HAM(HTLV-1関連脊髄症)、脊髄損傷、二分脊椎症、椎間板ヘルニア、変形性脊椎症、脊柱管狭窄症、多発性硬化症など
末梢神経系:糖尿病、神経の外傷、二分脊椎症、帯状疱疹、子宮癌や直腸癌の手術後など
治療は個々の患者の日常生活動作(ADL)によって大きく左右され、腹圧排尿や叩打排尿、自己導尿によって排尿が自立できるものから、留置カテーテルを、人工膀胱などを余儀なくされる方まで様々です。

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コメント

私は頚椎の術後1年ほどして切迫尿失禁が生じ、持続導尿に。
3年経って膀胱が萎縮。役に立たなくなった為に尿路変更のやむなきに至りました。
むやみに持続導尿はする物では無いですね。

投稿: Yoshihiro | 2007年11月30日 (金) 00時31分

大変でしたね。私はまだ、お薬でコントロールをしていますが、持続導尿は大変だと思います。
前を向いてがんばってください。

投稿: jiksapo | 2007年11月30日 (金) 08時40分

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